年が明けたばかりのJR立花駅。時計の針は0時35分を指しています。さぁ今年も日の出ハイクでスタートです。 　もう、ヘッドランプを頭に着けているスカウトがいます。 　大晦日から元日の天気予報は、海や山は大荒れとなっていましたが、空には星が光り、雨や雪が降る気配はありません。予定通りスタートです。
今年のコースは摂津本山駅から、保久良（ほくら）神社〜風吹岩〜七曲を経て最高を目指します。
保久良神社からは大阪方面のきれいな夜景を見ることができます。神社にお参りをして
風吹岩を過ぎると、風の音も強くなり、道には前日に降った雪が残っていました。 　ゆっくりしたペースで登っていきます。
４時半過ぎに本庄橋跡に到着。ここで休憩して時間調整をすることも考えましたが、山頂の焚き火に期待して、小休止の後、七曲に向かいました。 　しかし、保久良神社からここまで、他の登山者は１人しか会いませんでした。
最高峰手前の一軒茶屋前で、毎年焚き火とスープの炊き出しをして下さっている団体の方々がいます。 　自分たちが持ってきた、カップめんを食べた後、日の出を待つ間、火に当たらせてもらいました。ホントにありがたかったです。
寒さをこらえて待った甲斐があり、新年最初の太陽が雲の向こうから昇ってきました。
最高峰は白銀の世界。空は晴れてますが時々ものすごい風が吹き荒れます。周りの風景を楽しむ余裕もなく、記念撮影をして、有馬へ下りました。 　この数年で一番寒かった日の出ハイクでしたが、スカウトも元気に歩きました。 　また、カブ･ビーバー隊も甲山森林公園で初日の出が見れたそうです。